「わかる」って言葉、実はいくつかの漢字で書く方法があるんです。
「分かる」、「解る」、「判る」の3つ。
でも、一般的には「分かる」がよく使われます。
これは、公式な場所や文書での書き方として定められているからです。
日常では、「解る」と「判る」も使われますが、場面によってどれを使うかが変わってきます。
「解る」は、何かの意味をしっかり理解する時や、物事の理由を納得するときに使います。
例えば、「文章の意味が解る」とか、「外国語が解る」といった感じです。
一方、「判る」は、何かがはっきりと明らかになる時に使います。
「犯人が判る」や「誰のものか判る」といった使い方をします。
実は、これらの漢字を使うかどうかは、その前に来る言葉で決まるわけではなく、伝えたい意味によって選ぶんです。
「答えがわかる」と言う時にも、その答えが論理的に導き出されたものなら「解る」、事実として明白になったものなら「判る」を使います。
でも、どれを使ったらいいか迷ったら、どんな時でも使える「分かる」を使うのが無難です。